草が伸びるシーズンになってきました、今年も草刈り作業の始まりです!この記事では草刈り作業歴20年の管理人が用途別に草刈機を紹介したいと思います。自分の使い方に合った草刈機が見つかると思いますよ!
写真の屈強な男性の使っている草刈機はドイツのスチール社のものですね、すごく耐久性がありましたが重くて日本人には向いていませんでした
初めに私がいつも行っている作業を簡単に紹介します。
・歩道の草刈り
・ショッピングモールの植栽メンテナンス
・空き地の草刈り
・個人宅の草刈り
・山林の下刈り伐採
草刈りをいろんな場所で経験しています、草刈機のメーカーもゼノア、共立、スチール、マキタ、クボタ、ホンダ、リョービなどなどたくさんのメーカーや種類を使ってきました。
最初に私の一番のおすすめを紹介します
最初に私の一番のおすすめの草刈機を紹介します
ゼノア社のBC222STです
※楽天の価格が最安かと思います
軽さ、始動性の良さ、パーツの交換、故障の少なさ、U字ハンドルの使い安さ
20年間いろんなメーカーの草刈機を使いましたが、現在は私の会社ではこの草刈機一択です。
BC222STのメリット
軽い事
一番のメリットは軽さです、排気量は21.7ccのエンジンで重さは4kgという軽さ、長時間作業する時に一番体に負担がかかるのが重さです、肩に掛けて作業するので重さは一番重要なところです。以前はもっと軽かったのですが安全装置の義務とかで余計なパーツが付けられてしまいました、車がどんどん重くなるのと一緒ですね。
十分なパワー
排気量は21.7ccと一番少ないですが2m以上のすすきでも難なく刈れますよ、排気量が大きい→強力!と思いがちですが使う人は結局軽さが一番で排気量の大きい重い草刈機は使われなくなります。
楽々始動
それと始動性ですが、これも重要でゼノアのスターターはほんと力がいらない、軽く引っ張るだけでエンジンがかかります、女性でも簡単にエンジンをかけられます。それと他のメーカーだと少し使わない時期があったり、長年使っていると何度紐をひいてもかからないトラブルが頻発しますがゼノアに草刈機は一発でかかりますね。
部品の劣化が少ない
これは使った人しかわかりませんがプライマポンプの経年劣化が少ない、他のメーカーだと早いところでは1年で交換になりました。
部品交換ができる
部品を取り寄せる事が可能なので長い期間使えます、安いものは部品交換不可なものが多かったりすぐ故障するなどのトラブルが多いです。
BC222STのデメリット
音が大きい
動力がエンジンの草刈機はすべてになりますが、やはり静かなところや音が大きいと困るようなところで使うののには適していません。
混合燃料
混合燃料なので自分でガソリンとオイルを混ぜて作らないといけません、市販で混合燃料を購入すればただ燃料タンクに入れるだけなのでそれほど難しくありません。
草刈機の動力の種類
草刈機の動力は大きく分けて次の3つになります
- エンジン
- 電気
- バッテリー
1エンジン
混合燃料を使用しパワーがあり、広範囲の面積を刈るのに適している
このように混合燃料で売っているものがあるが、基本は携行缶にガソリンを購入しオイルと混合して使う。
エンジンは2サイクルと4サイクルとがあり2サイクルは軽量で4サイクルは低燃費でパワーがある。
広範囲向けと言ってますが自宅の庭の除草にももちろん使えます。
個人的には重いのが嫌いなので2サイクルエンジンのものがおすすめです。
因みにゼノアは性能分類 FD のエンジンオイルを50:1の比率でガソリンと混合して使用します。
2電気
100Vの電気を使って動かすタイプです、草刈機にコードが付いていてコンセントに繋いで草刈りができます、音は静かで自宅の庭の手入れに良いと思います。
コードが煩わしい以外は良いと思います。電源が取れない場所の草刈りには使えないので用途は限られます。
3バッテリー
バッテリーで動かす草刈機です、バッテリータイプの良いところはハンディ掃除機と一緒で色んな場所に持っていき手軽に草刈りができる事です。ただ一番パワーが無い事と稼働時間は短い事です。
例えば庭の壁面の芝刈りとか玄関周りの草刈りだとか何かの用途限定で使うのが良いですね。
草刈機の持ち手の種類
草刈機の持ち手は基本3種類
- 2グリップ
- ループハンドル
- Uハンドル
12グリップ
2グリップとはメインパイプに握るところが付いていてそのままメインパイプを握って草刈りをするタイプの持ち手になります。細かい作業ができますが疲れますw
2ループハンドル
ループハンドルはメインパイプにループ上のハンドルが付いていて片手をループハンドルに、もう一方はメインパイプを握って使用します、2グリップと使い方は似ていますが軽い草刈り向けですね
3Uハンドル
Uハンドルは両手でハンドルを握り作業できる一番オーソドックスなハンドルタイプになります。基本はこのタイプのものが一番実用的で疲れないと思います。力が入るので重い草を刈る事も可能です。たまに草刈機をフォーク代わりにして使う人がいますが確実に草刈機に負荷がかかるのでやめましょう!と言ってもやっちゃうんですよね。
草刈機の刃の種類
草刈機の刃の種類は大きく分けて2種類
- 鉄板
- ナイロンコード
1鉄板
鉄板というと素人っぽいですがわかりやすく表現してみました、鉄板のものにもいくつか種類がありますが代表的なのはチップソーです、刃の先端に研がれたチップを取り付けて切れやすくしてあります、素材もいろいろありますがはっきり言って安いものでOKです、どんなに高いものを買ってもそれほどかわりませんw
具体的に言うと230mmで1枚500円くらいのものでいいです
2ナイロンコード
ナイロンコードはその名の通りナイロンのコードを回転させて草を刈り取る刃になります、縁刈りや樹木の間、硬いコンクリートなど傷をつけるとまずい場所で使う事が多いです、刈り音が小さいのもメリットです。ただ石飛がひどかったり草の汚れが付きやすいので注意が必要です。
ナイロンコードにもいろんな種類がありますが中でもスクリュータイプが刈る威力と耐久性に優れています。それと巻き型と差込型があるのですが個人的にはヘッドを薄くできる差込型の方が好きです。
用途別おすすめ草刈機
一般家庭で使う場合と仕事使う場合のおすすめの草刈機を紹介します
一般家庭用
一般家庭で使う場合重要なのは静かであること、手軽に使えること!
やはり住宅が密集していたりすると大きな音を出して使いのは気が引けますよね、赤ちゃんや小さいお子さんが寝ている場合もあります。とにかく静音で使い勝手の良いものを紹介したいと思います。
おすすめはリョービとマキタ2択ですね
それぞれ充電式の工具などで実績があり、使っている人の評価も非常に高いです。
リョービ
コード付きで4種類、充電式で4種類あります、下にいくほど強力になります、私はリョービの電気草刈機は使った事がありませんがAmazonなどでは評価が良いようです
コード付き(いちいち充電するのが面倒、草刈機の稼働時間を気にしたく無い人)
AK-3710
AK-1800
AK-2000
AK-3000
充電式(場所を問わず草刈りがしたい、作業は長時間しない人)
BK-1800 20分 (ちょっとした草刈りに使いたい)
BK-1801L5 60分(手軽に草刈りをしたい人)
BK-2300A 45分(エンジン式並の使用感)
BK-4000 45分 (エンジン式と同じ使用感)
マキタ
マキタの電気草刈機はコード式、充電式共に種類が多いので購入する人は迷うでしょうね、その中でも良いものを紹介したいと思います。
コード付き(いちいち充電するのが面倒、草刈機の稼働時間を気にしたく無い人)
コード付きならこれ一択ですね
MUR1601N
充電式(場所を問わず草刈りがしたい、作業は長時間しない人)
MUR185SDSF (高速36分 低速1時間36分)
MUR189DSF (高速1時間10分 低速2時間15分)
ピンクのボディが可愛い
MUR368ADG2 (高速1時間25分 低速6時間5分)
家庭用の草刈機を紹介しましたがコード式はパワーが不足、バッテリー式はヘッドのモーターが重く振り回して刈るような草刈りには向きません、音が静かである事が最大のメリットで後は妥協するしかありませんね。
中でもマキタのMUR189DSFあたりがバランスが取れていて良いと思います、ただ刃が専用のものになってしまうのでそこがネックですね。
家の周りでも広範囲の除草が必要な方は黙ってエンジン式を購入しましょうw
農作業などの仕事で使いたい
草刈りを仕事で使いたい人は電気式の草刈機は絶対やめた方がいいです!耐久性や仕事の効率から言ってもエンジン式が確実に優位性があり間違いありません。
そこでおすすめは?となりますがゼノアの草刈機なら間違いありませんw
ゼノアの営業マンではありませんが本当にゼノアの草刈機はいいです!ストレスフリーですね、強いてあげるならヘッドギアの耐久性が弱いかな?ぐらいです、これは使い方にも問題があるのですが10年くらい使ってますがけっこう交換しています、ただ交換も部品発注可能なので自分で簡単に交換できます。
故障部品を自分で交換して使っていると愛着も湧きますよ
中でも私がおすすめするのが冒頭でも紹介したBC222STです
シリーズで最軽量の1本です!軽いのが一番ですよ!
もう少しパワーが欲しい人は400g重くなりますがBCZ235W-DCが良いと思います、始動性・加速性に優れた「デュアルチョークキャブレタ」搭載したゼノア最新型農業向け軽量22.5cc刈払機です。レスポンスがかなり良くなったらしい、、、欲しいな
メインパイプがジュラルミンのプロ仕様もあります
まとめ
今回はおすすめの草刈機を紹介しました、個人的にはエンジン式が一番ですが。自宅で使うとなると近隣の方への配慮も必要ですからね。バッテリー式の草刈機の重量バランスの改良に期待したいところです。
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