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登山家・栗城史多さんがエベレスト挑戦中に亡くなってしまいました

 

出典:公式HP

おそらく山登りをしていない人でも知らない人は少ないのでは無いでしょうか?私も山登りをし始めた頃に山登りをネットを使った生中継をしながら登る人をテレビの企画で知り、危険な場所をクリアしていく動画をカメラを地面に固定して撮り、クリアした動画が撮れたら、カメラを撮りにまた危険な場所を通るという、、、普通だったら1回で済むところを3回も危険な場所を通る事をしている。世の中には凄い人がいるなぁと関心したものだった。

嘘と非難され続けた「単独無酸素」への挑戦

栗城氏は「日本人初となる世界七大陸最高峰の単独無酸素登頂に挑戦している」という言葉を使っている

単独の定義は決められてはいないものの、単独の評価を高くすため固定されたロープを使わない、他の隊の援助は受けない、人によっては先に登った人のトレース跡も使わないなどのルールを自ら設定し「単独」の価値をあげることで評価が高くなる。

無酸素についても酸素ボンベを使わない事が無酸素の定義になっている

しかし栗城氏の場合は固定ロープの使用はもちろんサポート隊を組んでシェルパにお願いしてハシゴの設置まで行ってもらっている。体調が悪くなった時はベースキャンプに酸素ボンベが用意されており生中継にも関わらず体調が悪くなり吸ったと公言している。

『山と渓谷』の2012年3月号では栗城の「単独無酸素」を「その言葉に値しない」と否定した記事が書かれている。

 

凍傷のため両手指9本を切断

2012年の8月に4度目となるエベレスト挑戦をした際にC2地点で指が凍傷になるもアタックを続行、C4で凍傷が悪化しC2まで下山後ヘリコプターで病院へ搬送され。2013年11月までなんとか元に戻せる治療はないかと色んな治療を試すが断念、2014年1月までに両手指9本を切断する事になった。

栗城氏の凄いところは指が9本無くなってからもエベレストに挑戦し続けた事、今回が8度目の挑戦だったので指を切断してから4度も挑戦している。

 

死亡原因

今回の8度目のエベレスト挑戦で亡くなられたわけですが、死亡原因はなんだったのか。

標高7400m付近で体調が悪くなり下山、その後連絡が撮れなくなりサポート隊がC2近くで低体温症で亡くなった栗城氏を発見したとの事、実は数日前から熱と咳があり風邪を引いていたとの事、高所では病気の直りが遅くなる為。多少の無理があった状態で登ったのが今回の結果を招いたのではないかと思われます。

 

ニュースで栗城氏の父親のインタビューを見ましたが、涙を流すような事はなく、息子は本望だったのではないでしょうかと笑みを浮かべどこかホッとしたような表情だった事が印象的でした。自分の子供に先立たれるのは親にとってとても悲しい事ですが、エベレストに挑戦し続ける息子がこうなる事は承知の上で気持ちの整理もついていたのでしょう。

個人的にファンというわけではありませんでしたが、山への挑戦するスピリッツは素晴らしいと思っていました。同じ山を好きな者として生きて帰ってこれなかった事が悲しくて悲しくたまりません。あえてエベレストで死ねた事が本望だったでしょうとは言いません。ご冥福をお祈りいたします。

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