通称「ネコの島」田代島をご存知ですか?
宮城県は石巻の離島で現在は釣り客・観光客を相手とする観光業が主な産業となっている人口80人ほどの小さいな島です。
この島が今人気のアウトドアスポットになっています!
田代島
旧北上川河口から東南約17キロメートルに位置する田代島は、コバルトブルーの海に囲まれ、風光明媚な自然を満喫できる島です。マンガを活用した島おこしとして、キャンプなどが楽しめる「マンガアイランド」が整備されています。
また、島では大漁の守り神として猫をとても大切にしており、猫を祀った「猫神様(猫神社)」が島の中央にあります。
出典:石巻市HP
アクセス
【石巻駅から船着場まで】
バスを使う場合
ミヤコーバス 17分 250円 (網地島ライン下車したあと徒歩1分)
タクシーを使う場合
タクシー 1000円前後
【船着場から田代島まで】
石巻港船着場から、40分から45分程度
網地島ライン
時刻表 http://ajishimaline.com/
田代島散策マップ
島の人がネコを大事にする理由
昔、田代島ではマユの生産が行われていて、ネズミからマユを守るために、ネコが飼われ大事にされていました。
海では大網(大謀網)が盛んで、最盛期には7ヶ統もの大謀網があり、そのために総元締めが存在しました。※大謀網(だいぼうあみ)とは定置網漁の一種
大網に従事する漁師は番屋という小屋を島の場所場所に構え寝起きしていました。番屋付近には食料となるものも豊富で食べ残しなども多く、自然に猫が集まってきたそうです。
漁師たちは、猫の動作などにより、天候や漁模様などを予測していたようです。
網の設置にはイカリの代わりに現在は袋に砂や小石を詰め込んだ土俵を使用していますが、昔は岩を崩してその岩を網に結んで使っていました。その岩を採ろうと岩盤を切り崩している最中に、崩れた岩の1つが猫に当たり死んでしまったそうです。
総元締めは、いつも役に立って大事にしている猫に可愛そうなことをしたと心を痛め、その死んだ猫をねんごろに(心をこめて)葬ったそうです。それが現在の猫神様となりました。
出典:石巻市HPより引用
現在は島の人口よりも多くなった猫が、島のいたるところにいます、自然繁殖で増えたそうです、因みに猫の天敵である犬を島内に持ち込むことは原則禁止されています。猫にとっては楽園ですね。猫好きのカメラマン達からは人気のスポットのようです。
マンガアイランド
田代島の中心部にある宿泊施設です、キャンプやロッジの使用が可能です、このマンガアイランドはマンガ家のちばてつや先生と里中満智子先生がデザインしたネコをモチーフにしたデザインの「マンガロッジ」や野外活動宿泊施設があり、テントもレンタルで借りる事ができます。
田代島には商店が1つしか無く、品ぞろえもお世辞にも良いとは言えませんので、食料は基本持ち込みで用意しなければなりません。
詳しくは利用者のしおりをご覧ください
利用者のしおり
※現在施設の修繕や管理上の問題から、平成29年6月27日をもって、ロッジ及びテントサイトの予約受付が一時終了しています。
周りが海に囲まれた自然の中でのアウトドア体験は楽しい事間違いありません!島の散策マップ片手に遊び尽くしたい!
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